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「整理整頓」と聞くと、すごい労力がいるような気持ちになりませんか？
ついつい「時間がない」という理由で後回しにしてしまいます。これが、片付かない暮らしへの第一歩となるのです。
「整理整頓」は品物をしまうことが目的ではなく、使うことを前提に整理し、整理された状態を維持することが大切です。整理整頓は一箇所はじめれば、次は「ここ」「あそこ」と、どんどんやる気がでてくるものです。整理整頓した後には達成感や爽快感を味わい、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。 以上のようなことをふまえて、上手な整理整頓とはどのようなものでしょう。 「整理する」というと、「きれいに片付けること」と考えがちですが、いざ物を使おうとした時、どこにいったか分からないのでは整理した意味がありません。

最初に「整理整頓」の意味を正確に理解してみましょう。
整理とは、不要品を処分する事。整頓とは、使いやすいようにあるルールの元に整える事。
すなわち不要品を処分しルールの元に整えるという事になります。

「持っている物が多すぎて収納がうまくできない。」という方、まず不用品の選別からスタートしてください。不用品を取り除くだけでも物が減り、整理整頓がしやすくなります。

1. 片付けたい所の物を全部出してみましょう。
2. いる物といらない物に分けます。
3. いる物の中でも、他の場所にある方がいい場合はその場所へ移動し、残りは思い切って捨ててしまいます。　

物をうまく捨てる事が上手な整理整頓へとつながるのです。

ただ、せっかく物を減らしても、又どんどん増やしては意味がありません。物を買うときには、本当に不自由しているのか、持っているもので代用できないかを考えてから購入するようにしましょう。
不要品とはいいきれないがスペースをとるもの、普段使わない物は、レンタル収納スペースなどを利用してもいいでしょう。

「いざ物を使おうと思った時、どこにあるかすぐにわからない。」といったことはありませんか？物を探す時間はとても無駄に感じます。どこに何があるのか、常に頭に入っていることが大切なのです。

1. よく使うものは、取りやすい所へ
2. 出来るだけ種類別にまとめます。
3. 使ったら元の場所へ戻しましょう。　

せっかくキレイに収納出来ても、「使ったら元に戻す。」を実行しなくてはあっと言う間に物が散らかってしまいます。また、元に戻すのが面倒くさくならないよう、定位置を使いやすい位置にした方がいいのです。
こうすればキレイな収納が持続でき、物を探す無駄な時間もなくなるという訳です。

収納家具などを使用する場合は計画性のない購入は逆効果になることがあります。
寸法違いやデザインが合わないものを購入すると、場所をとりかえって暮らしづらくなったり、見栄えが悪く乱雑になってしまうからです。収納家具を安易に購入したり、収納スペースなどの増築を考える前に、レンタル収納を利用することも考慮してみてはどうでしょう。24時間出し入れ自由なので必要なときに取りにいけますし、普段使わないものをレンタル収納に預けてしまえばよりゆとりある空間で、すごしやすい住まいつくりが出来るでしょう。